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Maven入門

プロキシ環境下でMavenを使用する方法

C:\Users\testUser\.m2フォルダ直下にsettings.xmlという名前でファイルを新規作成し、以下の内容を書き込む。

<settings>
  <proxies>
   <proxy>
      <active>true</active>
      <protocol>http</protocol>   <!-- Proxyサーバへアクセスするためのプロトコルを指定 -->
      <host>${host}</host>          <!-- Proxyサーバのホスト名やIPアドレスを指定 -->
      <port>${port}</port>          <!-- Proxyサーバのポート番号を指定 -->
      <username>${username}</username> <!-- Proxyサーバへアクセスするためのユーザ名を指定 -->
      <password>${password}</password>    <!-- Proxyサーバへアクセスするためのユーザ名に紐づくパスワードを指定 -->
      <nonProxyHosts>*.example.com</nonProxyHosts><!-- Proxyサーバへ経由せずにアクセスする必要があるホスト名を指定 -->
    </proxy>
  </proxies>
</settings>

設定例は以下のとおり。 公式参照

<settings>
  <proxies>
   <proxy>
      <active>true</active>
      <protocol>http</protocol>
      <host>proxy.example.com</host>
      <port>8080</port>
      <username>taro</username>
      <password>12345</password>
      <nonProxyHosts>*.example.com</nonProxyHosts>
    </proxy>
  </proxies>
</settings>

pom.xmlの設定

<properties>タグ

pom.xmlファイルの中で使用する変数名を定義する場所。
以下のように記述するとpom.xmlの中でjava.versionという変数が使えるようになる。
使用するには${java.version}のように記述する。

<properties>
 <java.version>1.8</java.version>
</properties>

使用するときは以下のように${変数名}とする。

<source>${java.version}</source>

<artifactId>タグ

ビルドしてjarやwarを作るときのアプリ名として使用される。
mvn packaging時のtargetフォルダ内に生成されるファイルのアプリ名情報はこの値が使われる。

<artifactId>sampleApp</artifactId>

<version>タグ

アプリのバージョン情報を定義する場所。
リリースするたびに手修正でバージョン情報を変更していくことが望ましい。
mvn packaging時のtargetフォルダ内に生成されるファイルのバージョン情報はこの値が使われる。

<version>0.0.1-SNAPSHOT</version>

<packaging>タグ

ビルド時の圧縮ファイルの拡張子を指定する場所。
以下のように記述するとjarファイルとしてビルドすることを意味する。
mvn packaging時のtargetフォルダ内に生成されるファイルの拡張子はこの値が使われる。

<packaging>jar</packaging>

artifactIdタグ、versionタグ、packagingタグの内容が以下であるとき、ビルド時に生成されるファイルの名前はsampleApp-0.0.1-SNAPSHOT.jarになる。

<artifactId>sampleApp</artifactId>
<version>0.0.1-SNAPSHOT</version>
<packaging>jar</packaging>

コマンド

mvn install

mvn installは、以下の作業を行ってくれるコマンド。

  • <dependency>タグに記述したライブラリのダウンロード
  • プロジェクトのビルド mvn compile
  • テストの実行 mvn test
  • パッケージファイルの作成(jarやwarの作成) mvn package
  • ローカルリポジトリ(.m2)へのダウンロード(自身のパッケージファイル)

mvn clean

mvn cleanは、targetフォルダ内を削除するコマンド。

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