この記事ではgit push時にEverything up-to-dateが発生した場合の対処方法をメモしておきます。
git pushコマンドを実行すると以下のとおりEverything up-to-dateと返されるときがあります。
以下がその例です。
xxxxx@DESKTOP-9B1ES0K MINGW64 /c/workspace_test/projecta (develop)
$ git push origin develop
Everything up-to-date
Everything up-to-dateをGoogle翻訳すると「すべてが最新」と訳されます。
これは、ローカルブランチの内容とリモートブランチの内容に差分が無いという意味です。
原因はおそらくコミットのし忘れです。
時間が立つと自分が打ったコマンドを忘れたり、ブランチが今どういう状況なのかを忘れたりしがちです。
そんなときは、git fetch --all → git branch -avvの順で実行してみます。
こうすることで、ローカルブランチとリモートブランチのコミットIDを見ることが出来ます。
以下がその実行例です。
xxxxx@DESKTOP-9B1ES0K MINGW64 /c/workspace_test/projecta (develop)
$ git fetch --all
Fetching origin
xxxxx@DESKTOP-9B1ES0K MINGW64 /c/workspace_test/projecta (develop)
$ git branch -avv
* develop 989073e [origin/develop] add pig
remotes/origin/HEAD - origin/master
remotes/origin/develop 989073e add pig
remotes/origin/master 0e1576d Add new file
実行例を見ると、ローカルブランチ(develop)とリモートブランチ(remotes/origin/develop)のコミットIDが「989073e 」で同じだということが分かります。
このように、コミットIDが同じだった場合は、単にコミットのし忘れということになります。
対処方法としては単にコミットすれば良いわけなので、いつも通りgit add → git commit → git pushをするだけです。
これでローカルブランチの内容がリモートブランチへ反映されるようになります。
今回は以上です。
お疲れさまでした。
以上で記事の解説はお終い!
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